【研修医への準備２】離島で研修医やってきました。まどか26歳、研修医やってます！を読みました。

今日は漫画を読み直し。

この間の現実的なチョイス↓と打って変わって、笑顔になれるシリーズです！

【研修医への準備】泣くな研修医、医学生・若手医師のための誰も教えてくれなかったおカネの話を読みました。 - 医学生と、本棚

この漫画は水谷緑先生のコミックエッセイです。シリーズもので、あたふた研修医やってます。から引き続き主人公の、ポチ先生が出てきます！

島のお医者さんとか、看護師さんとか、患者さんの空気感が表現されていて、癒し系の漫画です。

帯のところに書かれているのが‥

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「あの牛を右に曲がって！」ーー道路標識は牛！？

はい！？

って感じ。でもですね、ホント島ってゆるいのです。そんなことばっかり。私も実は病院見学やら実習で、島結構行ってるのですが、島の出来事って、かなり面白いんですよ！

一番びっくりして、今でも覚えている話は、ある島にいた先生から聞いた話なんですが‥

島に行ったことのない方もいらっしゃるかもしれないので説明すると、牛とか羊とか結構ふつーに道端にいるんですよ。そんで、島の人から可愛がられているある羊（やぎだったかも‥）がいて、その羊が、ある日怪我の出血かなんかで、倒れちゃったらしいんです。それを島の人がみつけて‥「先生‥なんとかしてください！！！」って羊ごと診療所に駆け込んできたらしいんです。

はい！？って感じだと思うんですが、島には獣医さんなんて、もちろんいない。しかも周りは期待の眼差し。まあ早い話が、やるしかないんですよ。笑

先生は知り合いの獣医さんに電話して（それもすごいけど笑）羊の太い血管を教えてもらって、その血管から輸液してなんとか、その羊は元気になったらしいんですけども‥とまあ、色々とあるわけです。

医者が一人しかいない中でやっていくっていうのはとても大変なことだけど、都会じゃ絶対できない経験ができるのも、島の医療なんだなって思ったのを、今でも覚えています。

島の医療のリアルがわかる漫画なので、興味のある方は読んでみてください！島ごとに個性があるので、この漫画に描いてあるエピソードも面白かったし、いやされました。研修医のあたふた加減、医療者側からみた世界とか考えてることなど、伝わってくるかなと思うので、読んでみると面白いと思います。

離島で研修医やってきました。お医者さん修行中コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

作者: 水谷緑
出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日: 2015/04/17
メディア: 単行本
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あたふた研修医やってます。　24時間お医者さん修行中コミックエッセイ

作者: 水谷緑
出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
発売日: 2014/07/31
メディア: Kindle版
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もう一冊は、同じ作者さんの描かれた女子研修医の漫画。

女の子のお仕事応援コミックエッセイということで、あたふた研修医やってます！よりはより女子向けな内容となってます。

otnika301-703.hatenablog.com

イダジョ！の記事でも書いたのですが、女性の医者のモテない問題とかも取り上げられてます。合コンで女医じゃなくって、ナースと言う‥これホント気持ちわかります。女子医大生であってもバレてしまうだけで、結構めんどうくさいことが多いので、私もたまにごまかします笑

あと男性との体力の差ですね。学生の時から痛感してたことなので‥そこも描いてあって、うんうん、って共感しました。手術ってホント長いと半日以上ぶっ続けだったりするんですが、先生方ってそんな長時間の手術の後、飲み会に参加して‥しかも朝はきっちり病院にいて顔もわりとスッキリしていらっしゃることが多くて。一体全体いつ休んでいるのか皆目見当もつきません‥ていう感じなので。

体育会系のこういった環境に馴染んで、ついていけてる女子も稀にいるんですが‥ホント尊敬します。笑

そして、マツコ会議にも出演されてた、外科医でお母さんでブログもされてる、さーたり先生のコメントもちょこちょこ書いてあったのが読んでて楽しかったです。子育てとオタク稼業と外科医の両立‥凄すぎる！！ブログも面白いです〜！

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