【驚いた本】４月 医学系の、オススメ本たち。

本棚という名前が付いているのに、最近本についてあまり書いていなかったのですが‥今月から私の本棚に眠っている、けれど凄く思い出深い本たちを３冊ずつ紹介できたらと思い立ちまして！書いてみました。

新生活に向け引っ越したので、かなり本を減らした私。

でも、どうしても残したい本はありまして。

そうして残った厳選された本たちが今私の本棚には眠っているわけなんですが、なんだか勿体無いなと思い至ったのです。読まないと忘れるし、本当に紹介したい本ばかりなので‥。

もともとそういう本を自分の頭で整理したいって思って始めたブログでもあるので、これから少しずつ紹介していけたらいいなって思っております。もう一度読み直すのは時間的に難しいので‥かるい紹介になると思うのですが！

少しでも興味をもってもらえたら、嬉しいです。

今回は医学系の、私が【驚いた本】に絞ってみました。

☆Beyond Human 超人類の時代へ　今、医療テクノロジーの最先端で

私、大好きなゲーム実況者牛沢さんの【Detroit become human】をずーと一時期見ていたのですが‥この本はそんな未来のお話です。

初っ鼻からドキドキ。最初から引き込まれます。

本を開くと、250歳の未来の男性。人工のテクノロジーを全て受け入れ続けた、ビクターの物語から始まります。今や体の中はほぼ人工物に置き換わっているビクター。

人工のテクノロジーを使わず、自然に寿命を全うした妻との対比も切ないのです‥。

そのビクターのお話の後は、実際にもう存在している人工膵臓、心臓、肝臓‥のお話や、最新の医療テクノロジーと倫理面についてのお話‥など多岐にわたって続いていきます。

この本は実は私が尊敬する人から、オススメされたものなのです！面白いのはわかっていたのですが！AIの発展した未来の医学について興味のある方は是非読んでみてください！

Beyond Human 超人類の時代へ 今、医療テクノロジーの最先端で

うっしーの実況↑ 

☆それでも運命にイエスという。葉田甲太

僕たちは世界を変えることができない。の原作者でもある、葉田甲太さん。映画化もされている本の原作者でもあります。驚きなのは、ドキュメンタリー映画の上映会のため奔走していたのが‥当時医学生、しかも国家試験前！！！であったということ。研修前の先生でこんなにすごい人いるんだ‥って衝撃を受けた一冊でした。

この本は、カンボジアでのエイズの実態に迫ったドキュメンタリー映画の製作から、上映会までを書いた一冊です。カンボジアのエイズの実態（もう結構前ですが）も勉強できます。

もちろん、僕たちは世界を変えることができないもオススメなので読んで欲しいです。（もしかすると僕たちは世界を変えることができないの方が読みやすいかもしれないです。）映画も、阿部寛さんや向井理さんが出ていたり、かなり豪華なので！映画から見るのもオススメです。 

僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)

『僕たちは世界を変えることができない。』予告篇

僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.

それでも運命にイエスという。 (小学館文庫)

☆火星の人類学者　オリヴァーサックス　脳神経医と７人の奇妙な患者

大好きなオリヴァー先生の一冊。七人の個性豊かな患者さん一人一人に向かい合った記録。

オリヴァー先生はファンなので本は大体コレクションしてるのですが、その中でも一番好きです。

自閉症の男の子の書いた超絶上手な絵が見開きに入っていたり、古本なのでちょっと甘い匂いがするところももちろん気に入っているのですが‥一番はトゥレット症候群の外科医の先生のお話が入っているところ。

医学生の人はもしかしたら勉強したかもしれないのですが、トゥレット症候群はチックという症状（舌打ちが止まらなかったり、バカ！と急に言ってしまったり‥）が治まらない病です。そんなチック症状を抱えながら、患者さんの診察をし、オペまでする先生のお話はもう本当に大好きです‥。あんまり言うと本を読んだ時のドキドキが減ってしまうので、続きや他の患者さんのお話は読んでからのお楽しみに。

火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)

【漫画】トゥレット症候群になるとどうなるのか？【マンガ動画】

いかがだったでしょうか。

私はとても楽しかったです。笑

また来月もやってみようかなと思っています。

是非興味がわいたら手に取ってみてください〜！

それでは、今日も読んでいただきありがとうございました。