医学生と、本棚

医者4年目(後期研修医(専攻医))がゆるく書いてるブログ。(ゆったり更新中)

最近の読書記録【エガちゃんねる革命/マイ・ブロークン・マリコ/母性/カモフラージュ/ヨチヨチ父/海が走るエンドロール/感想】

大変ご無沙汰しております。

なんだかんだと忙しく、更新ペース落ち(まくっ)ておりますが…続けることが大切!ということで、時間的に書けそうで、気が向いた時には、めげずに、書いていこうと思います。

 

 

エガちゃんねる革命 藤野義明(ブリーフ団D)

突然ですが、私“あたおか”(えがちゃんファン)です笑

女子友達のあたおかも結構いるので‥エガちゃんて、なんだかんだ女子人気も上がり、ひょっとすると抱かれたくない男No.1ではなくなっているのでは?と思ったりしています。(振られてばかりだけど‥。でも抱かれたくない男No1だからこその、面白さなのかも。)

最近あった、えがフェス。現地で見たかったのですが、仕事で無理だったので、オンライン鑑賞チケットを買ってライブビューイングしました。最近はこうやってオンラインで見れるのでいいですよね。(うわー会場行っていたらエガちゃんの〇〇が!?楽しそ。ライブの方が良かったよなーとは思いますが)

この本はエガちゃんねる2周年を記念して制作された書籍です。エガちゃんねる誕生秘話とどんな感じで制作しているのかなど、エガちゃんねる担当ディレクター藤野さん(ブリーフ団D)がディレクター目線で書いています。えがチャンネルのテーマだったり、実際何人体制で作っていたり、投稿時間の2:50にはどんな思いが込められているのか…などファンとしては知りたい情報が結構書いてあって楽しかったです。

サムネのこだわりだったり、B面エガちゃん(ドーン!!(下ネタ)じゃない方。プライベートな優しさのあるエガちゃん)を見せていきたいだったり‥いろんな人のこだわりを感じることができ、そのこだわり一つ一つが再生数3億回を超えるチャンネルを生み出してるんだな〜、愛されている人なんだな〜と、なんだか読んでいてしみじみしました。

あと地味にびっくりしたのが、エガちゃんねる切り抜き動画チャンネルにも言及があったこと。どうも切り抜きちゃんねるをやっていて収入を得るまで辿り着いたのが高校生の子ようなのですが、動画元の製作者さんが、こんな感じで温かく見守ってくれたらとっても嬉しいだろうなって。思いました。

あたおかの人も、あたおかじゃない人も読んでみてほしいです。というかエガちゃんのことエガちゃんねるが始まる前までは、ちょっとやばい怖い人かと思ってましたので。(まあ今もやばい人であることはかわりないですが笑)

エガちゃんねる、これからも伸びてほしいなあ。

これからも私はあたおかです笑

 

マイ・ブロークン・マリコ 平庫わか

現在公開中の映画の原作漫画。

これ一冊で完結です。疾走感が心地よい。ストーリーをここでちょっとでも書くと、この漫画は多分面白くなくなるのでやめます笑

親友の死から、物語が始まるんですが、小説を読んでるみたいな展開で、するすると読めました。確かにこれは映画化したくなるのわかる。

映画、評判が良いようなので、公開している間に、みにいこうかなと思います。

 

母性 湊かなえ

そろそろ公開される映画の原作。母性。

永野芽郁ちゃん、マイブロークン・マリコもやって、これも出ていて…すごいなあと思いました。

実は私、湊かなえさんは”Nのために”以来でした。他のも読みたいけど結構重たいイメージがあるので…

こっちも重たいストーリー。母と娘の愛について(愛と、愛に伴う確執がテーマなのかな?)

母、娘、2人(+α)の視点から描かれています。

最後の後書きを書いていた方が、“信用できない語り手”について書かれていたのですが、

そう、この母・娘視点の語り、どっちも信用できないんですよ!2人とも食い違っているので…

 

最後の語り手の話が果たして事実なのか?これが信用できないとすると、後味の良い終わり方に見せかけて、本当は…?

と考えていると

そういうことかと頭は納得させれても、心までは染み渡らないあの感じ。

吐き気がした時食べたものが口から出てきそうで出てこない、あの、嫌な感じ。

要はスッキリしなかったんですが笑

休日で一気よみした私は、なかなか寝つけませんでした。

映画ではどうやって表現するんだろう。

 

カモフラージュ 松井玲奈

元SKEの松井玲奈ちゃんが書いた本。短編集でいろんなお話が載っています。

夜な夜な平日のお風呂上がりに、ストレッチをしながら一話ずつ読んでいました。

元アイドルの松井玲奈ちゃんが書いているということは、キラキラ明るい感じなのかな??と思ったら期待をいい意味で裏切られました。恋愛からホラーまで盛りだくさん。

全部のお話に言えるのは、ふとした時に、思い出しそうな、妄想の世界というか夢と現実の間みたいな話で。

現実世界で粛々と生きていて、ふとした瞬間に、強烈に思い出す系の本を書ける作家さんはやっぱりすごいって思っています。

“ジャム”は多分一生忘れないくらいのインパクトがありました。

 

ヨチヨチ父 とまどう日々 ヨシタケシンスケ

父から見た子育ての1シーン寄せ集め漫画。

最近出産した友人の、お家にこの漫画が転がっていたので、気になって買ってみました。

大変な、子育てを経験した作者さんが子育て真っ最中で眠れない日々を過ごしたあの瞬間を思い出しながら描かれた漫画なので、

子育てした人は特に共感できるんだろうな、という感じ。あと単純によんでてクスクスできちゃうし漫画や文字が苦手な人でも、きっと読みやすいであろう”コラム”なところもいいなって思いました。

インスタで見かける”身なりを整えたキラキラママパパ”になれるか、子育てがめっちゃくちゃ大変ではなく、ちょっと大変になるかどうかの分かれ目は、”赤ちゃんが夜まとまった時間に寝てくれるかどうかにかかっています”など…

実際眠れない日々が続いた経験がある方なんかは、これを読んで、勇気が湧くんだと思います。

まだ妊活はつづいております私ですが、いつか子宝に恵まれる日が来て、子育ての現実に直面してげっそりと疲れた時に、また旦那さんと読み直そうかしら。

おすすめです。

 

海が走るエンドロール

エモい漫画と話題のこちら。

夫に先立たれた映画大好きおばあちゃんが若者に出会い、

映画を“つくる”側にまわる話。

映画制作の学部って興味があるので、その内側を知れるのも楽しいし

設定がやっぱりいいですよね。若者×おばあちゃん×映画って読みたくなっちゃう。

あと題名に”海”が入っているので、海や水が、ところどころ出てくるんですけど、私はその表現、好きです。

続きが楽しみです。

 

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最近は特に映像化作品を読むことが増えました。(今読んでるのは、元FBI捜査官が教える「心を支配する方法」ですが…。人に好意を示す首の傾げ方だったり勉強になる。 やたらと愛想がいいあの人はもしかしたら、スパイなのか??って妄想したりするのがめっちゃ楽しいです)

これの”情報を引き出す”方法も面白そうなので読んでみようと思っています。。

 

本や漫画だけ読んだり、映画だけ、ドラマだけ、見たりするけれど、私はどっちも違いがあって好きです。

 

最近電子書籍やメルカリ古本ばかりで、本屋をうろうろして色んな本を漁る、元気と時間がなかったのですが、久しぶりに行くと、やっぱり本屋さんいいですね。

いろんな本が積まれてて、どれ読もうかな〜と、つまみ読みしまくっていたのですが、やっぱり楽しくってしょうがなかったので、時間がある時にはちゃんと本屋さん行こうって思いました。また古本街も行きたいなあ。

 

それでは。また!

ここまで読んでくださりありがとうございました。