究極の男磨き道 ナンパ 〜コミュ障ひきこもりがストリートに立った日〜を読んで。
女「別にどうでもいいし。てかさ、なんか世の中知ってるつもりでいるのかもしれないけどさ、いろんなひとがいるから」
オレ「え?どういうこと?」
女「世の中にはあんたなんかより男らしい人がたくさんいるから」
オレ「‥‥」
女「あんたなんか、全然男らしくない!」
フランスから帰ってきた、オレ。
道でたまたま出会った人にも、気楽に声をかけ、
自然に、話に花を咲かせることのできる、フランスの人たちに感化され、
“コミュ力を高めたい”という純粋な気持ちから、
日本に帰ってきてからも、道ゆく人に爽やかに声を掛ける試みを、
試行錯誤しながら実行する日々。
そんな時、ひょんなことから、友人に“ナンパ”を教わり、
コミュ障ひきニートであったオレは、
ナンパ界の猛者どもと出会う。
さまざまなタイプの猛者たちに学び、日々研究に研究を重ねながら、
女性たちの、心無い対応や発言に傷つけられながら、
“究極の男磨き道”を邁進していくのであった‥。
なんで、こんな本をよんでいるのかって?
この本、去年、アマゾンのビジネス経済部門6位、教育心理学部門で1位になっていたからです。
それでこの謎の面白タイトル、そりゃ読みたくなってしまいます。笑
私、いままで、ナンパしてくる人の気持ちなんて考えたこともなかったんですけど、
日々研究を重ね、グサグサくる女性の一言や態度やらに振り回されて精神力を削られたりしつつも、
諦めずに声をかけ続ける、その努力。
尊敬しました。素直に。
その努力、別のところで生かしたらもっとすごかったんじゃ‥
って一瞬思ったんですけど、
よく考えたら、
ナンパぐらいしか、
いろんな年齢、職業の人とぶっつけ本番で、顔と顔を合わせて、
お話するなんてできない、ですもんね。(お見合い居酒屋とか、そういうアプリとかは別で。)
人との出会いって、結局は積極性ですもんね。
興味がある人がいたら、自分からいかないといけない。
男性だったら、それに性欲も絡んでくるからややこしくなりそうだけど。
溜まりに溜まって爆発してしまい、結果、犯罪を起こしてしまうくらいなら、
正面から正々堂々と行く“ナンパ”は正解なのかもしれんな、って思いました。
これ読んで思ったのですが、今時の絶食系男子とか草食系男子とかってどういう考えをもっているんでしょうか。うむむ‥
コミュニケーション力を、鍛えに鍛えた先に、何があるのかを知りたい人、
女性の心無い一言にも、砕けちらない強い心を手に入れたい人、
いい男、モテ男になるために男磨きをしたい人、
コミュ障引きこもりの人、
オススメです。
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メンタル激弱な私。
何か強く言われただけて、すぐ砕け散ってしまうので、
ちょっとは見習って、“女磨き”します。
ナンパにはついていかないけどね。
それでは今日も読んでいただき、ありがとうございました。