【酒好き医師が教える 最高の飲み方】を読んで。
酒好きの左党の皆さん、だまされたと思って、本書に書かれている飲み方をぜひとも実践してみてください。
適量を「死守」するのではなく、
適量を「意識」するだけでもカラダは変わってくる。
この本は、自身もお酒好きな、エッセイスト、酒ジャーナリストの葉石かおりさんが書かれた本です。
多くの専門家に取材を行った上で、現時点でわかっている、
お酒と健康に関する情報が、わかりやすくまとめられています。
数少ない良い本だと思いました。
世に溢れる、本当かどうかわからないことは書いてありません。
研究に基づいた、今の時点で正しい情報が書いてあります。
お酒を嗜む人、最近飲み会多いけど健康大丈夫かなと思っている方、
これは、読むべき本だと思います!
医学生が読んでも、かなり面白い内容になっていると思います。
あと、女性の方は、日本酒がお肌にいい説も書いてあるので‥酒風呂や日本酒を使った化粧品に挑戦したくなるかもしれないです。私もやりたい。綺麗になりたい!笑
まだ学生のはずなのですが、最近、やたらと女医!といわれ、おじさまから、脈絡もなく、健康相談を受けがちな私。
最近謎の湿疹がでるのだけど、炭水化物抜きダイエットってホントのところどうなのか、とか(知らんがな‥笑 真面目に答えましたけどね。)
おじさまはお酒好きな人多いですからね。
お酒についてはまだ聞かれたことないのですが、
こう、急に聞かれた時に、さらっと答えられたら、カッコよくないですか?笑
飲み会でのお酒の飲み方にお悩みのお姉さま、最近健康に気を使っているお兄さま、さらっと格好よく、良いお酒の飲み方について語ってみたいあなたも、
今日は私と一緒に、少しだけ、お酒に関しての知識を勉強していきませんか?
適正飲酒量
1日、平均純アルコールで20g程度。となっています。これは以下の酒量に相当します。(飲酒後に顔が赤くなる人は、これより少ない量が推奨されています)
- ビール中ビン1本
- 日本酒1合
- 酎ハイ(7%)1本
- ウイスキーダブル1杯
これをみて、あれ、随分少ないなー?と思った方。飲み過ぎですよ!
これは医師国家試験でも使う知識で、これより多く飲まれている方だと、あ、酒豪だな。肝臓の数値は大丈夫かな?と確認したりします。皆さん、飲みすぎてなかったですか?
お酒と、病気のリスク
お酒で、リスクが高まる病気には、代表的なものだと、以下のものがあります。
- 食道ガン
- 大腸ガン
- 膵炎(急性・慢性)
- 肝硬変
- アルコール依存症
‥
これも国家試験にはよく出てくる内容で、酒豪かつ、疾患を疑うような症状も出ている場合、このような疾患を疑います。
ちなみに、アルコール依存症の患者さんは109万人、依存症予備軍は980万人もいる、ということで、かなり多く、驚きました。(日本は現在1年に100万人くらいの赤ちゃんが生まれていますが、それよりも多いと考えると、かなり多いことがわかるでしょうか‥)
ちょっとドキッとした方、適正飲酒量を意識して、飲み方を変えてみてはいかがでしょう。
少し、勉強になりましたでしょうか。
この本には他に、悪酔いしないためのおつまみ、飲んでいると酒に強くなるのは本当なのか、日本酒で肌が綺麗になるのはホントなのか、脂肪肝、ヒートショックについて‥などお酒を飲んでいると気になるところが、たくさん書いてあります。
ワインやビールの健康への影響についても書いてあります。
気になった方、購入して読んでみては、いかかでしょう。おすすめです!
酒好き医師が教える 最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならない
- 作者: 葉石かおり,浅部伸一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: 単行本
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実は、“ざる”な私。
飲み会で悪酔いしたこともなければ、吐いて醜態をさらしたり、意識をなくしたこともありません。
あとお酒の種類でいうと、日本酒が最近、きてます。とても美味しい。
ちなみに、辛い方が好みです。
“豊賀”か、“豊の秋”という名前だったと思うのですが、初めてカウンターのある日本料理屋さんで飲んだ、辛めだけど、すっきり飲みやすかった日本酒が忘れられないです‥。
みなさんは、好きなお酒、ありますか?
おすすめを教えてくださったら、嬉しいです。笑
試験明けの、飲み会を楽しみに、今日も頑張っていこうと思います。
それでは、今日も読んでいただきありがとうございました!